メタボリックシンドロームは、内臓脂肪の蓄積やインスリン抵抗性を上流にもち、生活習慣病を複数発症する症候群である。 メタボリックシンドロームのコンポーネントの中で、高血圧は最も高い有病率を示し、心血管イベントの最も強い危険因子である。CASE-Jで得られたカンデサルタンの肥満高血圧症における糖尿病新規発症抑制効果は、メタボリックシンドロームの新規発症を抑制する可能性が高い。CASE-Jで得られたエビデンスは、将来起こり得るイベントの発症抑制を考える上で臨床的意義は大きい。